<代表幹事挨拶>
みすず書房 田﨑洋幸
2010年5月14日に行われた人文会年次総会において、鎌内宣行氏に代わり、8代目の代表幹事に選任されました。書記幹事の新保卓夫氏(誠信書房)、会計幹事の平石修氏(御茶の水書房)が再任となり、委員会構成も変更はありません。〈販売・企画〉・〈調査・研修〉・〈広報〉の3委員会制を継続します。ただし、休会中であった晶文社が復会して20社体制となったこと(同じく休会中であった草思社は退会)、多くの会員交代があったことから、心機一転のスタートと言えます。
人文会は、それぞれの委員会を中心に企画立案をし、毎月の例会や個別の会合で活発な意見交換を行います。その後の活動は多岐にわたり、業界内からは高い評価を頂いています。ホームページからの情報は一般の読者にも有用であり、そのまま店頭での購買に結びついています。またご担当者には、更なる販売に繋げて頂く為に、ジャンル別の基本書リストをぜひご利用頂きたいと思います。ベテランの書店員の方々に協力頂いて作成したリストであり、人文書を販売頂いている多くの書店で有効活用が可能です。新刊情報とセットでご利用頂き、ひとりでも多くのお客様を店頭に呼び込んで頂ければと思います。それにより、リピートされるお客様が増えれば、双方が次のステップに進むことが可能でしょう。そうなれば、読者の方々に本当に喜んで頂ける、理想の棚作りが現実になると思います。
一冊の本を、それを求めている読者に届けることが最終的な目的です。そのためにお互いが知恵を出し合い、協力し合うことは当然です。当たり前のことでありますが、出版不況にあえぐ中、我々に残された唯一の打開策に思えます。どうぞ積極的に、人文会にお声掛け下さい。皆様からのご意見、ご指摘を頂戴しながら、引き続き、ご賛同頂けるよう努力致します。また、その先にある喜びのために、会員社一丸となって活動して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
<販売・企画委員会>
委員長 橋元博樹
幾度目かの「電子出版元年」を迎えた今年は、昨年の米国でのKindle発売に続いて、iPadの日本上陸などもあり、書物の電子化を促す社会的・技術的環境が促進されていく年になりそうですが、おそらくは、比較的電子化との親和性が薄い分野なのではないかと思われる人文書を、書店で、どのように、効果的に、販売するかという課題に、わたしたちは今年も向き合いたいと思います。
もとより、販売・企画委員会はこうした活動を、書店様、取次様とコンタクトをとりながら進めて参りました。
書店店頭でのブックフェア、外商様と連携した図書館への販売促進、取次様とともに発信する書店への情報提供・・・。出版販売とは、幾人ものひとたちの手による連鎖的・協働的な営みであることを考えれば、今年もこうしたひとつひとつの販売施策を、各方面のみなさまと協力体制のもとさらに発展させていくことが、人文書の普及にとっても不可欠のことであると、いまさらながら考える次第でございます。今期もよろしくおねがいいたします。
委員会のメンバーは次の通りです。
富澤凡子(柏書房)
三橋直也(紀伊國屋書店)
○華園 斉(創元社)
廣井一茂(筑摩書房)
◎橋元博樹(東京大学出版会)
根井浩一(平凡社)
(◎委員長/○副委員長)
<調査・研修委員会>
委員長 吉武 創
従来からあった研修などの活動に、昨期からは調査という仕事を加えて活動してきた調査・研修委員会ですが、今期も引き続き研修と調査を二つの柱として調査・研修委員会として活動していきます。
研修については、研修旅行で訪問する地域の書店様との研修会や、チェーン店別研修などを以前から行っている活動を継続するとともに、新しい研修の形についても検討したいと思います。
会員各社の常備店情報などをもとに新たに選定した特約店様に対して、今まで以上に特約店の担当者様と会員各社の双方の顔が見える関係を築きたいと思います。そのために特約店様のご意見・ご要望をお聞きする機会が出てくると思いますが、その際はぜひご協力ください。
調査と情報の共有化のという点では、会員社のなかで新規店の出品状況などの情報を交換する仕組みを作り、販売に活用していきたいと思います。
現在注目を集めている電子書籍についても、研修会の開催や、会員各社の取り組みついてアンケートなどを行い、情報を共有化し今後の活動に活かしていきたいと思います。
最後になりましたが、書店様との関係をより深めることと、会員各社の情報の共有化を、一層進めて行きたいと考えています。
委員会のメンバーは次の通りです。
◎吉武 創(勁草書房)
片桐幹夫(春秋社)
太田泰弘(晶文社)
○朝倉哲哉(日本評論社)
古川 真(法政大学出版局)
水谷幹夫(未來社)
(◎委員長/○副委員長)
<広報委員会>
委員長 大野友寛
広報委員会の活動の柱は、「人文会ニュース」刊行と「ホームページ」運営の二つです。今期の広報委員会も、その二つを通じて、さらなる書店様への有用な情報発信を企図して活動してまいりたいと思います。
人文会の活動の特徴の一つとして、書店ご担当者様とのフェイス・トゥ・フェイスのお互い顔の見える中での活動、ということがあります。その中で広報委員会の活動は、残念ながら、その性格上、書店様と個別にお打ち合わせをしながら活動することは多くありません。しかし、「人文会ニュース」や「ホームページ」での情報発信においては、書店様とのコミュニケーションを基盤とする人文会の平素の活動をいかして、人文書の販売に役立つ記事やコンテンツを提供できるよう努力してまいります。また、特約店訪問のご報告など人文会の日々の活動について書店の皆様にお伝えするのも役割の一つです。
昨期リニューアルしたホームページの有効活用など今期の課題はいろいろありますが、一歩ずつ前進していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
委員会のメンバーは次の通りです。
駒谷光彦(大月書店)
◎大野友寛(慶應義塾大学出版会)
岩野忠昭(白水社)
○三上直樹(ミネルヴァ書房)
馬場正彦(吉川弘文館)
(◎委員長/○副委員長)